第8回ニコ技深セン観察会を体験して(感想編)

第8回ニコ技深セン観察会に参加して、自分がどう感じたかを書こうと思います。

観察会の詳細については、別のブログとして少しづつ書いていきます。

 

深センの観察会に参加して、特に自分が感じたことは、

1.「おー」っという反応がある製品・サービスが羨ましい

2.深センのスピードと規模感に圧倒される

の2つです。

 

1.「おー」っという反応がある製品・サービスが羨ましい

 Insta360やKandao、CityEasyを見学した際に、各社のデモで観察会のメンバー(自分もですが・・・)が「おー」って驚いているのを見て、このようなモノづくりができるのがとても羨ましく思いました。

 

 Insta360では、スタビライザーの機能をアプリ上で実現していて、その機能をOn/Offの動画を比較すると一目瞭然で、それを見た参加メンバーから「おー」という歓声が上がってました。

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Insta360のアプリで、360°の映像のプレビュー画面で、3つの視点を設定できる。



 

 Kandaoでは、部屋をカメラで3箇所くらいから撮影すると3Dデータ化できて、さらにその3Dのデータから部屋を俯瞰的に見えることができると、参加メンバーから歓声が上がってました。

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 CityEasyでは、他社のロボットのパクリのようなデザインやサイズでしたが、AIスピーカーが内臓されていたり、人についていく機能が追加されていたりで、オリジナルを超えた機能が実装されてました。

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ピンク色のロボットはどこかの会社の・・・

 

 作ったモノを人に見せた時に、反応として「おー」という歓声が上がるくらい、驚かせることができるのは、とても羨ましいし、自分もそうゆう反応をしてもらえるようなモノを作っていきたいと思いました。

 

 

2.深センのスピードと規模に圧倒される

 深センは、とにかく何でも速いと感じました。

 

 開発スピードはベンチャーだから速いとは思っていましたが、自分が思っていたよりも早くて、Insta360やKandao、CityEasyは、2〜3年で3機種ほどラインナップを揃えていて、驚きました。

 スピードが速い分だけ失敗もすると思いますが、開発中の外装がたくさん机に並んでいて、たくさん作ってその中から良いものを生み出していくスタイルは、リーン開発に近いのかなと思いました。

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2段目の右の黄色いのが、最初のプロトタイプで、そこから左へ開発した製品が並んでます。

 

 深センは決まるのも速くて、2日目のDobotの見学が2日前くらいに決まったり、3日目のTrouble Makerの見学が初日の夜に決まったりと、その場でどんどん決まって行く感じで、その速さに驚きました。

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 深センの規模は、どこに行っても大きい。

 初日に行った德普沙井电子城は、工場で使う機械の部品から製品に使うような部品を売っていて、困ったらここに来れば解決しそうな感じでした。

 外観からは想像できないくらい広かったです。

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德普沙井电子城の外観

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德普沙井电子城の中



 2日目に行った産業基地は1つの大きなコミュニティー(買収先、VC、スタートアップ、大学が集まる)がすっぽりと入るような街になってました。

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左右のような建物が、500mくらいずっと続いてます。


 4日目に行った深セン博物館も大きくて広くて、歩くのに疲れました。

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入館した時に最初に見える地図で、とても大きい


 

最後に

 今回、工場(5ヶ所)、スタートアップ(7社)、インキュベーション施設(4ヶ所)の深セン観察会を開催して頂いた、高須さん、伊藤さん、藤岡さん、見学させて頂いた会社の関係者の皆様、観察会メンバーに感謝致します。ありがとうございました。

 ブログなど書くのが苦手でごちゃごちゃと考えてしまいますが、まずは手を動かして思いついたモノをどんどん作って、どんどん発信していこうと思いました。